電子工作関連


CPUの創りかた

CPUの創りかた






PICの本を探しに書店に行った際にも見かけていたのですが、「別にCPUなんて作ることはないだろうし」と特に気にも留めず、立ち読みすらしませんでした。
PICというか、マイコン関連のWebをたどっていくうちに、「Wataru's memo」http://www.wnishida.com/~wmemo/というサイトに行き当たり、内容を知りました。2003年10月4日の記述を読んで、えらく興味が惹かれました。
これまで一体何冊の電子・論理回路の解説書を購入してきたことだろうか?数十冊どころの騒ぎではないような気がする。浪人をきっかけにして目覚めたコンピューターにハマルこと、20数年。論理回路の本質を語りかけてくれる書籍に、この歳で出会えたことは望外の幸せである。」ということで、ベタ誉めしてあるのです。鵜呑みにしたわけではないのですが、ここまで言わせる本とはどんなだろうと。
で、早速、amazonで注文しました。
amazonで商品を買うと、「あわせて買いたい」とか「この本を買った人はこんな本も買っています」という形で関連本が紹介されるのですが、「もえたん」だの「萌える聖地アキバ」などがリストに入ってきてしまうのには参りました...。本のみならず、DVDやら音楽の推薦にまでアキバ系が目白押し状態でお勧めされてしまい、やっぱり踏み込んではいけないジャンルの本を買ってしまったのだろうか...と本気で心配になりました。
もう届いて読んでいますが、単純に面白い本です。文章が少し砕けているのが気になりましたが、私のような、物理なんてちんぷんかんぷんな人でも、書いてある内容は理解できるように書いてあると思いました。
表紙の女の子の絵や中の挿絵は、最初はちょっとびっくりしましたが、なんというか、昔の少女漫画のような印象を受けました。いやらしさが無いので、あまり気にならなくなってきました。「こういう絵を30過ぎた男の人(たぶん)が描けるんだぁ」と思うくらいです。でもやっぱりブックカバーを掛けてしまいましたけど。^^;
そして今、一応、CPU「TD4」を作成中です。作成中といっても、部品は全部買ってきたのですが(結構、高かった...)、配線やら配置をどうすればいいのかと考えるばかりで、ちっとも進んでいません...。実際に作成した方がまとめられたページ(http://www.scn.tv/user/takahisa/td4/index.html)などを参考に、今日も回路図とにらめっこして、方眼紙に配線図を作成しております。ハンダごての出番はいつになることやら。