TD4製作(13):とりあえずのまとめ

製作中に気付いたことをまとめてみました。
もう一度作るとき(作るのかなぁ...)役に立つかもしれない...。

  • 大きめのユニバーサル基板での部品配置・配線経験がなくて、なんとなく尻込みしてしまう人は、本の製作例の基板と部品配置をそのまま真似してやってみてはいかがでしょうか。同じ基板を買うと、高いのですが...。本の製作例の部品配置は、よく考えられていて無駄が少ないと思います。
  • ワイヤは、AWG22(0.3sq程度)ということなのですが、より線を使うと硬くて取り回しにくいところがありました。本の通り、素直に単線を用いるほうがやりやすいとは思います。ちょっとの曲げ伸ばしで断線することはないと思いますが、何となく気になったので私はより線を使いました。
  • 「いらないかなぁ...」と思いつつも購入したワイヤーストリッパでしたが、大活躍でした。結局何本ワイヤの被覆を剥いたんだろうか。カッターやニッパで用心しぃしぃ剥くなんてことはやってられるような本数ではありませんでした。
  • 部品の配置図は、書いたほうがいいです。配線図は、配線箇所があまりにも多くて、途中で挫折してしまいましたが、配置図だけは書きました。あえて基板の裏側から見た図を書いてみましたが、これが正解でした。ICの脚の番号を振ったり、抵抗の値、ダイオードの向きなども書いて置いたので、裏側で配線をしているときにふと分からなくなった時、図を見ればすぐ分かるので表に返して確認する手間が省けました。配線ミスを減らすのにも一役買ったと思います。
  • LEDは、本の回路図にあるもの(4つ)以外にたくさん付けたほうがいいと思います。もちろん好みですが、見た目の楽しさということもあるし、動作確認作業の時も、LEDが点く/点かないですぐ分かるので楽でした。テスターによる確認をはしょったわけではないですが。また、各信号の先にLEDを付けるということで、私の場合、回路図に追加する度に本の該当の記述を確認するようになったので、理解を深める、という意味でも役に立ったと思います。
  • ACアダプタの電圧には注意しましょう...。似たようなアダプタを2個持っているため、間違えて高い電圧のものを繋ぎ、ICを壊しました。2度もやった大馬鹿者です。^^; ステッカーを貼って区別しやすいようにしてみました。
  • 部品の購入は計画的に...。秋葉原に飛行機や新幹線を使わないと行けない、という所には住んでいないので、足りない部品は割りと頻繁に買い出しに行っていましたが、それでもかかった時間や電車賃を考えると...。^^; まるっきり無駄だったとは思いませんが(どのお店のどこらへんに何が売っているか大体見当がつくようになったし)かなりかかってますね。あはは。


...と、まぁこんなところでしょうか。思いついたら追々書き足してみます。

本の通りのCPUは、ひとまず完成しました。
モーターとかいろいろ繋げることもできるということを教えていただいたので、ちょっと調べてみているところです。
「こんなもの作って何になるんだろう」と思ったこともありましたが、どんなことであれ、最後までやり遂げるということは良いことだと思います。意味もなく、電源を入れてはニコニコしている私がいます。^^
一つよく分かったことは、「コンピュータは、確かに0と1(もしくはHighとLow)の組み合わせで動いているんだなぁ」ということでした。当たり前と言われてしまえばそれまでなんですが。Windows XPのマシンでゲームしたりネットサーフィンしたりしても、実感できないことだと思います。
やたら時間がかかることではありますが、興味を持ったらチャレンジしてみる価値は十分ありますよ!